2.December.2002

よっちゃんとオッド君は大の親友だが、ふたりは互いに正反対のタイプである。オッド君は、高所恐怖症で跳躍力が不足がちではあるが、球技が得意で力も強く、勝ち気だ。その反対によっちゃんは、いつも少し高めの位置を陣取るのが好きで、跳躍力は抜群だが、球技は苦手で基本的に弱腰、負けることに慣れている。犬も人間と同様に自分が持ち合わせていないものを補い合って、良い関係を築くとういうことなのか。


29.November.2002

ピエール君とよっちゃんは、暖かく風のない海辺の公園で、坂を転がるように駆けまわったり、順番に乗っかり合ったり、お互いの頬の柔らかい部分を引っ張りあったりして、とても愉快に過ごした。ふたりとも昨日とはまるで違う。特にピエール君については別犬と言ってもよい程であった。陽気なふたりの楽しみは夜まで続き、夜になって今度は、ピエール君とセバスチャンが初対面を果たした。ピエール君はなんだかセバスチャンに興味がある様子で、いたずらそうに目を輝かせていた。ピエール一家の話によると、彼のそういった行動は珍しいのだそうだ。今後、猫と戯れるピエール君を見る事ができるかもしれない。楽しみだ。


28.November.2002

代官山でピエール君と待ち合わせをした。ピエール君は、しばらく顔を合わせない間にすっかり大人の落ち着きを身に付け、よっちゃんの幼いやりとりには少々つき合いきれないとでも言いたげな顔をして、戯れつくよっちゃんをあしらっていたのだが、車に乗った途端にピエール君は大人の仮面を外した。子供に戻ったピエール君が車内で目を輝かせて掘ったり、背中を擦り付けて裏技を披露してくれた理由はよくわからなかったが、車内では皆、退屈になりがちなので、そういう事をして場を盛り上げてくれていたのだろうか。さすがだ。


25.November.2002

久しぶりの海辺の公園で、大好きな仲間と遊んだよっちゃんは、暗くなっても帰宅したくなかったのか、何度となくリードの装着を拒んだ。ところで、写真の中ですごく頑張っている3匹の視線の先にあるのは、美味しいおやつと偽ったただの紙切れである。思い起こせばリードを拒んだのは、おやつと偽った事を恨んでのことだったのかもしれない。


18.November.2002

昭和記念公園のイチョウを見に向かったが、出発が遅れたために、到着と同時に夕暮れになりそうだということがわかり、進路を変更して井の頭公園へ行った。よっちゃんは、音をたてて枯葉の上を歩きながら、遊んでくれそうな犬を見逃さないようにキョロキョロとしていたが、なかなかちょうどよいサイズの犬に出会わず、少し気を落していたところにフレンチブルドッグのガウちゃんを見つけ、嬉々として近づいたのだが、彼女は、積極的過ぎるよっちゃんに後ずさりしていた。どうもよっちゃんは、女の子にモテない。


16.November.2002

この日、よっちゃんが出会ったのは、たぬきの剥製。よっちゃんをそっと近くに降ろすと、近づき、臭いを嗅ぎ、唸って、避けた。抱き上げるとよっちゃんは、たぬきに向かって低い声で短く吠え、それからは、抱き上げられたままの状態で過ごしたがり、実際にそうした。


10.November.2002

ジジは、何かの上で寛ぐのが好きだ。何かの中に床は含まれず、主に含まれるものは、人、パソコン、水槽、枕、椅子、棚などだ。そして今日は、そこに「よっちゃん」も含まれることになった。どうやらジジは、よっちゃんの上が気に入ったようで、今日は2時間もいびきをかくよっちゃんの上で過ごした。そして、よっちゃんは、ジジの重みを快く思っているようだ。